)」くらいの意味で聞いていることになりましょう。 Could you〜?と Would you〜?の違い ついでなので、「Could you〜?」と「Would you〜?」の違いについてもみていきましょう。 この二つの違い、「なんとなくわかる」という人は少なからずいると思います。 ですが、せっかくなので、この機会に完璧に理解しておきましょう。 「Could you」 = 相手が(能力的に、時間的に、場所的に、等々)できるかどうか(可能かどうか)を聞くとき。 Could you carry these boxes for me? 「Would you」 = 相手が、能力云々に関わらずできるかどうか(してもいいかどうか)を聞くとき。 Would you lend me your computer tomorrow? 実際には、「この場面は Could you で」「その場面は Would you で」と明確に区別できるとは限らないので、どちらがよりふさわしいか、場面ごとに直感的に判断することになるでしょう。 先ほどと違い、「Could you」と「Would you」の場合、丁寧さの度合いは関係ありません。 スポンサードリンク スポンサードリンク
「刺し身が好きですか?」 Would you like to (try to) eat Sashimi? 「刺し身を食べてみますか?」 Have you ever eaten Sashimi? 「刺し身を食べたことがありますか?」 注意が必要な"Can you do ~? "の使い方は、他にもあります。いくつか例をみてみましょう。 Can you sit on the floor? 「床に座れますか?」 Can you use chopsticks? 「お箸を使えますか?」 Can you sleep on the Futon mat? 「お布団で寝られますか?」 これらの表現も、相手を気遣う際に使いたくなる表現です。しかし、尋ねられた側の立場からすると「私たち(日本人)は、~することができるのよ!あなたはできるの?」と見下されたように感じる場合もあります。相手を気遣う思いを伝えたい場合には、以下のような表現を使うようにしましょう。 Don't you mind if we sit on the floor? 「床に座るけど、構いませんか?」 Do you prefer using a fork? 「フォークの方がいいですか?」 I hope you are comfortable to sleep on the Futon mat. 「お布団で快適に眠れるといいのですが」 誤解が生じる理由~高文脈文化と低文脈文化~ 日本人同士の会話であれば通常、言葉ではっきり言わなくても、相手の質問の意図や気遣いに気づきます。これは、日本の文化が、 言語以外の状況や文脈から話し手の意図を察する高文脈文化 (high-context culture)であるためです。一方英語圏の国々は、 言葉そのものを重視する低文脈文化 (low-context culture)です。そのため英語では、日本語のように 発せられた言葉から何かを察する ということはほとんどありません。 一例をみてみましょう。 ネイティブ:What would you like to eat for dinner? 「夕食に何が食べたい?」 日本人:Whatever. 「何でもいいよ」 ネイティブ:Ok, how about Chinese? 「中華料理はどう?」 日本人:I don't feel like Chinese.